内科医が解説する冷水シャワーの効能

健康生活

寒冷刺激が免疫力にプラスになることは以前から推測されていました。

しかし医学的エビデンス(証拠)はなかなかないだろうと思いきや、2016年にランダム化比較試験の結果が報告されていました。

The Effect of Cold Showering on Health and Work: A Randomized Controlled Trial - PubMed
Netherlands National Trial Register NTR5183.

この研究では、3018人の参加者を冷水シャワーを毎日30~90秒浴びるグループとコントロールのグループに分けて追跡しています。

すると冷水シャワーのグループでは病気で仕事を休む人が29%少なかったという結果でした!

寒冷刺激が免疫力を高めて感染にかかりにくくなったと考えられます。

こんな研究をしている人もいるものですね(ちなみにオランダのメディカルセンターです)!

方法はとても簡単で、温水シャワーの後で冷水を30秒ぐらい浴びるだけです。

しかし高齢者や高血圧、心臓病のある人にはリスクがあるので、ぬるま湯程度にしておくのが無難です。

また寒冷刺激には長寿遺伝子を活性化する効果も言われており、アンチエイジングにも効くかもしれません。

冷水は背中にある褐色脂肪組織を活性化するため、代謝が促進しダイエット効果も期待できます。

温水と冷水に交互に入る温冷交代浴は疲労回復効果があり、アスリートに利用されています(一般の人は水風呂を準備するのは難しいので、冷水シャワーが代わりになります)。

さまざまな効果が期待できる冷水シャワーをぜひ試してみてください。

総合内科専門医:荒井 隆志

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